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[84]  エターナルストーリー 2nd Season 


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[97] By 名無し ID:
>>96
大地が抉り強力に密接した土石が持ち上がり、ゴブリンに直撃する

キッド 「やったか!?」

しかしゴブリンはフラフラなりながらも立ち上がる

キッドは周りを見渡し武器になる物を探していた時に

ユミィ 「これを!!」
ユミィは使っていた槌をキッドに渡した

キッドは槌を手に取り大きく振りかざし、ゴブリンに渾身の一撃を与えた

ゴブリンは倒れた
ブロンズアクスを手に入れた
ウッズマンケープを手に入れた

キッド達は確実に成長を遂げている事に実感していた
>>98
2009-11-14 07:53:00
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[96] By 暗示kid弓ィ ID:
>>95
「やったか!?」
しかしキッドの斧は奴のマントに吸い込まれて空を切る。彼はマントが防御の役に立つ事を初めて知った。
「…くっ。」
「え~いっ!」
敵の背後に回ったユミィの槌が頭部にめり込み、兜が大きくヘコむ。
「きゃっ、当たっちゃった。」
「ギィッ!」
しかし効いた様子はなく、奴は面当ての奥の瞳をユミィの方へ向けた。
「ちいっ!オイ、短足!おまえの相手はこの俺だ!」
キッドの言葉が通じたのか、今にもユミィに襲いかかろうとしていた刃先がピタッと止まり、頭をキッドの方へ向ける。
「あれ?怒った?」
ざわっ…
その時だった。にわかに増大した何かの気配が周囲に満ちていく。まるで森に隠れた獣がこちらを狙っているみたいだ。気配に怯えるかのように、辺りの小石がカタカタと震えた。
「な、なに?」
「この感じ、ドラゴンの…」
思わず振り向いたキッドだったが、気を取られたのがいけなかった。
「キッド!」
「ぐわっ!?」
攻撃を捌ききれなかった彼の斧の柄が、すっぱりと叩き斬られる。
「しまった!」
武器を失って為す術を無くしたキッドに敵の凶刃が迫る!
次の瞬間。
『クラストっ!!』
強い意志を秘めた言葉が森に響き渡った。
>>97ヨロシク
2009-11-12 16:54:00
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[95] By 名無し ID:
>>94
キッドは反射的に盾で防いだ、サクっと盾が真っ二つになる

キッド 「うぁっ!!」
(なんて力強いんだ…)

キッドは斧を両手で握り締め間合いを取る
アンジとユミィもキッドの背後で戦闘に備えた

アンジ 「試したい魔法がある、詠唱に時間がかかるからユミィはキッドを援護して!」
ユミィが頷きキッドはゴブリン(樵)に襲い掛かる

アンジは目を閉じ呪文を唱える
[……………………]

>>96
2009-11-12 10:56:00
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[94] By ミノタンロース ID:
>>93から
「きゃぁっ!?」
「ユミィーっ!!」
巻きついた触手に驚いた彼女が槌を振り回すと、花の部分が取れてどこかへ飛んで行った。それきり、化け物は大人しくなる。
「…へ?」
「あ~、びっくりしたぁ。」
「アンジぃ…脅かすなよ。」
「知らないよ、そんなの…」
ほっとした2人は安堵の溜め息をつきながら、彼女の所へ走る。
「ヒール!」
アンジが彼女を直してる間に、キッドは周囲を探索する。
収穫は、マンイーターの葉と…
「オイ。この先、行き止まりだぜ。」
「あれ?道を間違えたかな。」
アンジが地図を取り出そうとしたその時、背後から邪悪な気配が立ちのぼった。
「コー…ホー…」
「何だ、さっきまでいなかったぜ!?」
驚いて動けない彼らに構わず、奴は斧を振りかざして襲いかかって来るのだった。
>>95の方よろしくです
2009-11-10 16:23:00
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[93] By まり ID:
>>92から
樹海とは良く言ったものだ。遮蔽物など無いのに、まるで迷路のようにどこまでも道が続いている。
「わぁ、綺麗な花~♪」
道端に咲いた大きな花を見つけ、ユミィは駆け出した。
「あれは、まさか…」
その花を見た途端、アンジの顔がみるみる青ざめていった。
「どうした、アンジ?」
「聞いた事があるんだ。樹海には、人を喰う花がいるって。」
「何だと?!ユミィ、戻れ!」
「え?なーに?」
キッドの呼びかけに振り向いたユミィの後ろに、動き出したマンイーターの触手が迫る!!
「きゃぁぁぁっ!?」
「ユミィーっ!!」
静かなだった森に悲鳴が響き渡り、驚いた小鳥たちが羽ばたいて飛び去って行った。
>>94
2009-11-10 16:21:00
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[92] By 名無し ID:
>>91
同時刻
キッド達は結論を出した
キッド 「ここは西グリディアナ樹海から東グリディアナ樹海を抜けてクルート高原でラプトに向かおう、ビル中尉から受け取った手紙をマーサルに届ける事を優先する」

アンジとユミィも同意し、ゴブリンの住処である西グリディアナ樹海に足を運ぶ御一行だった

>>93
2009-11-09 11:05:00
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[91] By 名無し ID:
>>90
ジャン 「僕はもう少ししてから帰るけど、エレノアはどうする?」
エレノア 「今日は帰ります」
ジャン 「そうか…明日もここにいるから良かったら、また来て一緒に狩ろう」
エレノアはニコっと笑い頷いた

エレノアの心は数時間前と比べ何やら固い決意を胸にして帰って行った
>>92
2009-11-09 10:08:00
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[90] By 名無し ID:
>>89
男の子は何やら包帯が巻かれた脚で槌を振り回しゴブリンと戦っていて…、そして倒れた…

ゴブリンは去った

エレノア 「!、大変!」
エレノアは近づいてヒールを唱えた
男の子 「ああ…助かったよ」
エレノア 「大丈夫ですか?」
二人は座り込み話し合った
男の子 「ありがとう、僕はジャンて云うんだ、君は?…そう、エレノアって云うんだ、助かりました」
エレノア 「一人で何をなさっていたのですか?」
ジャンは話し出した
ジャン 「昨日ここでドラゴンと戦ったんだ」
エレノア 「!」
ジャン 「でも…怖くて何も出来なかった、そんな自分が惨めで悔しかった、それでは何時かまたドラゴンが現れた時にの為に強くなるんだ!
目の前で仲間達が傷付き倒れて行く姿を見る事は耐えられない!回復も出来、戦えるそんな男になりたい!」
ジャンの熱い思いにエレノアは心を打たれた
>>91
2009-11-09 08:10:00
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[89] By 名無し ID:
>>88
キッド達はラプト周辺の地図を眺め作戦会議を開いていた
キッド 「ラプトまでは二通りのルートがあるみたいだな」
アンジ 「東側を抜けるルートは、知っているけど、北側のルートもあるなんて知らなかった」
ユミィ 「北側にはドレイクの住処だし危ないじゃないの?」
三人の討論は続いていた

遠目からキッド達を見つめるエレノアは淋しそうに屋敷に戻った

エレノア 「あの屋敷に戻るなら一掃のこと、このまま…逃げ出したい…」

少し草原のお花でも摘んで行く事にした
草原で一人でいる男の子を目にした
>>90
2009-11-09 08:06:00
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[88] By それは多いで~すやんという ID:
>>87から
エレノア「(そう、友達…でも、私よりずっと大切な。勝てない、わね。)
令嬢として、幼い頃から大人の世界で生きて来た彼女には、冗談を言い合える彼らのような生き方がとても眩しく見えた。
エレノア「では、皆さん頑張って下さい。キッド様、今日はありがとうございました。とても楽しかったです。
キッド「あ、ああ、送ってくぜ。
彼女は静かに首を振る。
エレノア「いいえ、私も一人で歩いてみようと思います。お天気も良いし、散策したい気分なんです。
キッド「そ、そうか?
エレノア「お友達を待たせては申し訳ありませんわ。お兄様の事は、お願い致します。
キッド「ああ、何か分かったら知らせる。
ユミィ「任せて!
アンジ「うん、頑張るよ。
エレノア「それでは、失礼します。
会釈して、彼女は背を向けた。

が、すぐに足を止め、
エレノア「そうだわ、ちょうど…
駆け戻り、一枚の羊皮紙を手渡す。
キッド「これは…
エレノア「ラプト周辺の地図です。うちは海運会社ですが、閉ざされた皇都までのルートを再建して、陸運にも進出する計画があるのです。
キッド「は…はぁ。
キッドは、言っている意味が良く理解出来なかった。
エレノア「きっとお役に立つと思います。
そう言って彼女はにっこりと笑った。
>>89へ続くっ
2009-11-07 23:11:00
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