総合雑談掲示板


[32] エターナルストーリー(仮)


[返信] [検索] [最古] [最新]



前のページ | 次のページ

[418] By 名無し ID:
>>417

W「…ん、あれは…」

見知った人影を発見したウィークは、すっと建物の影に入った。



J「俺は大丈夫だってば」

Y「そんなこと言ったって、無理よ、無理!もう少しこのあたりで修行していってよ、8カラットなんてまだ無理よ」

J「それじゃいつまでたってもここから離れられないじゃないか」

Y「せめて、もう少しお金ためて、もっといい装備を買ってからにして。そんな短剣一本じゃあ、死ににいくようなものだわ」

J「うるさいな、おふくろみたいなこと言って…。くそ、わかったよ。確かに、この短剣だけじゃゴブリンファザーにはかなわねえよ」

Y「わかってるなら!」



W「ジャン…ユミィ…。まだ元気だ…でも…」

これからモンスターの大群が押し寄せてくる…自分が何をすべきなのか…

W「!!!俺だ!」



Y「お願い助けてあげて知り合いなの!」

クレ「分かったよアンタはお得意様だからね…ヒールⅡ!」

Y「よかった、傷が治ったわね…」

W「ありがとうございます助かりました…しかしごめんなさい私はどうしても貴女の事を思い出せません」

Y「そう…」



W「(あの時ユミィが知っていたのは、今の俺だったのか…?)」

ガッカリするユミィに心が痛む。

W「…って、ああっ!そうだ、ここらへんでアイツが…っ」



GF「おやおや?おかしいですね…私の洗脳が効かないとは…」

ゴブリンファザーが現れた。あの時と同じように…
そして、果物ナイフしか持っていないウィークはそれでもナイフを構え、ユミィを守るように立ちはだかる。
だが瞬間ゴブリンファザーに吹き飛ばされた…ユミィがウィークに駆け寄る。
ゴブリンファザーがとどめの魔法を唱え始めたとき、わきからジャンがナイフを振りかざした。

Y「ジャン!」



W「…まだか…!?ジャンは…助かる…でも…くそっ、俺はどこで出ればいいんだ!?」


ウィークは悩んでいた。自分の役割はどこにあるのか?
自分がいたときには、不審なウォリアーは見かけなかった…
マザーは余計なことはしてはいけないと言ったし、ということは、自分が過去を無理やり変えるのは問題あるということなのだろう。


2007-09-23 23:06:00
[返信] [編集] [報告]



前のページ | 次のページ