スレッド:エターナルストーリー(仮)
[418] By 名無し ID:
>>417
W「…ん、あれは…」
見知った人影を発見したウィークは、すっと建物の影に入った。
J「俺は大丈夫だってば」
Y「そんなこと言ったって、無理よ、無理!もう少しこのあたりで修行していってよ、8カラットなんてまだ無理よ」
J「それじゃいつまでたってもここから離れられないじゃないか」
Y「せめて、もう少しお金ためて、もっといい装備を買ってからにして。そんな短剣一本じゃあ、死ににいくようなものだわ」
J「うるさいな、おふくろみたいなこと言って…。くそ、わかったよ。確かに、この短剣だけじゃゴブリンファザーにはかなわねえよ」
Y「わかってるなら!」
W「ジャン…ユミィ…。まだ元気だ…でも…」
これからモンスターの大群が押し寄せてくる…自分が何をすべきなのか…
W「!!!俺だ!」
Y「お願い助けてあげて知り合いなの!」
クレ「分かったよアンタはお得意様だからね…ヒールⅡ!」
Y「よかった、傷が治ったわね…」
W「ありがとうございます助かりました…しかしごめんなさい私はどうしても貴女の事を思い出せません」
Y「そう…」
W「(あの時ユミィが知っていたのは、今の俺だったのか…?)」
ガッカリするユミィに心が痛む。
W「…って、ああっ!そうだ、ここらへんでアイツが…っ」
GF「おやおや?おかしいですね…私の洗脳が効かないとは…」
ゴブリンファザーが現れた。あの時と同じように…
そして、果物ナイフしか持っていないウィークはそれでもナイフを構え、ユミィを守るように立ちはだかる。
だが瞬間ゴブリンファザーに吹き飛ばされた…ユミィがウィークに駆け寄る。
ゴブリンファザーがとどめの魔法を唱え始めたとき、わきからジャンがナイフを振りかざした。
Y「ジャン!」
W「…まだか…!?ジャンは…助かる…でも…くそっ、俺はどこで出ればいいんだ!?」
ウィークは悩んでいた。自分の役割はどこにあるのか?
自分がいたときには、不審なウォリアーは見かけなかった…
マザーは余計なことはしてはいけないと言ったし、ということは、自分が過去を無理やり変えるのは問題あるということなのだろう。
2007-09-23 23:06:00
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