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[32] エターナルストーリー(仮)


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[416] By オール ID:
>>414

W「さてと…街に行くのはいいが、何をするかだよな…」

軽快に森を駆けるウィーク、数百メートル先にどこかで見た事ある人物補足

W「やべ」

【ハイド】発動


汗F「ったく、暑いわね…」

ヒュン

僅かに空気が流動する

汗F「ん?…ウホッ!良い男のにおい♪…あれ?誰もいない…気のせいかしら…」

W「あぶねぇ、あいつは色々と厄介だ…」

樹海の出口に近付く。それと同時に街が視界に入ってきた

W「うーん、顔は隠した方が良さそうだな…フードでも買うか」

ザガ区入口から街に入る。見慣れた光景だ。まだアノ襲撃が来る前の街並み。

W「(ここに来るのも久しぶりだな…)」

店を探すウィーク。マナ区、アック区と違いあまり賑やかではない。

W「(むむむ…ないな)………ん?」

一人の初老の女と目線が合う。目線が外れない。俺待っているかのように。
その人は店を開いている訳ではない。そこに何年も前から居たかのように石段に腰をおろしている。

ウィークはその人に近付く

W「あーえーっと…どうしました?何か用事でも?」

その人は俺から目線を外した

?「待っていたよ」

第一声はそれだった

W「いや、あの、多分人違いかと(俺、この世の人じゃないし)」

?「あんたはこの世の者でない事はわかっている」

W「…(え…なぜ?)」

?「私の家にきなさい。話さなければならない事がある」

W「ちょっと待ってくれ。あなたは誰なんですか」

?「おぉ…すまないな。私は皆にザガの母、MOTHERと呼ばれている」

W「あー聞いた事ある。実際会った事はなかったが。じゃあ俺も、俺の名前は──」

M「ウィーク。わかっておる」

そう言ってザガの母は歩きだした。
2007-09-23 18:30:00
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