スレッド:エターナルストーリー(仮)
[416] By オール ID:
>>414
W「さてと…街に行くのはいいが、何をするかだよな…」
軽快に森を駆けるウィーク、数百メートル先にどこかで見た事ある人物補足
W「やべ」
【ハイド】発動
汗F「ったく、暑いわね…」
ヒュン
僅かに空気が流動する
汗F「ん?…ウホッ!良い男のにおい♪…あれ?誰もいない…気のせいかしら…」
W「あぶねぇ、あいつは色々と厄介だ…」
樹海の出口に近付く。それと同時に街が視界に入ってきた
W「うーん、顔は隠した方が良さそうだな…フードでも買うか」
ザガ区入口から街に入る。見慣れた光景だ。まだアノ襲撃が来る前の街並み。
W「(ここに来るのも久しぶりだな…)」
店を探すウィーク。マナ区、アック区と違いあまり賑やかではない。
W「(むむむ…ないな)………ん?」
一人の初老の女と目線が合う。目線が外れない。俺待っているかのように。
その人は店を開いている訳ではない。そこに何年も前から居たかのように石段に腰をおろしている。
ウィークはその人に近付く
W「あーえーっと…どうしました?何か用事でも?」
その人は俺から目線を外した
?「待っていたよ」
第一声はそれだった
W「いや、あの、多分人違いかと(俺、この世の人じゃないし)」
?「あんたはこの世の者でない事はわかっている」
W「…(え…なぜ?)」
?「私の家にきなさい。話さなければならない事がある」
W「ちょっと待ってくれ。あなたは誰なんですか」
?「おぉ…すまないな。私は皆にザガの母、MOTHERと呼ばれている」
W「あー聞いた事ある。実際会った事はなかったが。じゃあ俺も、俺の名前は──」
M「ウィーク。わかっておる」
そう言ってザガの母は歩きだした。
2007-09-23 18:30:00
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