[211] By 名無し ID:
【ミニ小説】
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>>206>>207>>208>>209>>210
~~食事2~~
[ウォリの材料]
オオナメクジの体液×36
イーターの葉×4
オーガの血×6
オーガパンツ
[レンジャの材料]
ヘビの抜け殻×12
ゴブリンヘルム×4
ゴブリンクゥイス
のみぐすり
ビショ「おい」
ウォリ「どんと料理を作ってくれ!」
ビショ「料理を作ってくれ…じゃねぇええええ!!」
ビショ「なにこれ?!オオナメクジの体液×36って?!こんなに体液集めてどうしろって言うの!!香りにイーターの葉と言いたげな顔してるけど睡眠薬の材料でしょ!!つかオーガパンツってなんだぁあ━━!!」
レンジャ「ふっ」
ビショ「『ふっ』とかカッコつけてるおまいもだよっ!!おまいに関しては突っ込みが満載だよ!まずヘビの抜け殻って肉持って来なよ!抜け殻でどうしろと?!他のゴブリンヘルムとクゥイスは問題外!!スカウトからやり直して来い!!」
2009-12-15 03:18:00
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[210] By 名無し ID:
【ミニ小説】
>>200>>201>>202>>203>>204
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~~食事~~
ビショ「ご飯にしますかー」
ウォリ「待ってました」
レンジャ「なに食べるの」
ビショ「そこらへんから何か取ってきて、私は鍋とか用意するから」
ウォリ「任せておけ、レンジャ勝負だ」
レンジャ「狩人に勝負を挑むとは…ふっ。いいだろう」
ウォリ&レンジャ「おらおらおらおらおらー」
ビショ「…心配ね」
30分後
ウォリ「ただいまー、いっぱい取れたよー」
レンジャ「悪くない結果だ」
ビショ「お疲れ様、では材料貸して」
ウォリ「おk、見て驚くなよ」
レンジャ「ふっ」
2009-12-15 03:07:00
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[209] By 名無し ID:
【ミニ小説】
>>200>>201>>202>>203>>204
>>205>>206>>207>>208
~~胸の悩み~~
ビショ「バストが気になるわね…」
テンプラ「金属装備すると胸がないみたいで嫌なの…」
ソサラ「ペタンコロリ魔法使いはいいけど私以外にもいるから人気が…」
ウォロ「その気持ち分かる…」
ローグ「私は満足してるけどね」
レンジャ「…弓の邪魔になるから胸なんていらない」
ガー「頼る男がいないのはちょっとねぇ…」
ウォリ「男勝りだからか、近寄る男がいないのもどうかと思うよ」
色々悩みがありそうです
2009-12-15 03:00:00
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[208] By 名無し ID:
【ミニ小説】>>200>>201>>202>>203
>>204>>205>>206>>207
~~素朴な疑問~~
ウォリ「あのじじぃあそこじゃ有名な古参ローグなんだって」
ビショ「思い出させないで」
レンジャ「エクリプス…」
ウォリ「…そういえば何で休む場所がないんだろうな」
ビショ「なによ唐突に」
ウォリ「いやさ、RPGなら基本は泊まる場所あるだろ?」
ビショ「そういえばそうね」
ウォリ「だろ?座りで回復って設定は結構厳しいだろ」
ビショ「グランドセフト〇なんて心臓マッサージで蘇生よ?」
レンジャ「〇の意味がないな」
ウォリ「あれはゴッドハンドだからいいの」
ビショ「イナズマイレブン?」
ウォリ「もういいや」
2009-12-08 02:11:00
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[207] By 名無し ID:
【ミニ小説】>>200>>201>>202>>203
>>204>>205>>206
~~ハチの謎最終~~
じいさん「…という訳じゃ」
ビショ「……まさかその狼は」
じいさん「お まえさん方が倒そうとした狼じゃよ」
ウォリ「うっおぉおご゙め゙゙んよぉおお゙!!」
じいさん「それでもお まえさん達はあの子を倒そうとするかの」
ビショ「いえ…やめておくわ…」
ウォリ「ああ!あの狼には手を出さねぇ!」
じいさん「ありがとよ若いの、これで安心して寝れる…」
ウォリ「まさかあんたは…」
じいさん「…さらばじゃ」
ビショ「消えた…」
~エイヌ荒野~
レンジャ「エクリプス…」
ウォリ「まだ言ってんのかレンジャ」
ビショ「そうよ、いいじゃないキラーボウで」
レンジャ「…ビショはムーンいいのか」
ビショ「うっ!…いっ、いいわよ?私は別に」
ウォリ「物 欲センセー受信しますた」
ビショ「っるさいわね!欲しいもんは欲しいわよ!でも諦めたからいいじゃない!」
~バージル原野~
ガーディ「ありがとよじいさん、これが礼だ」
じいさん「うっひょー!こりゃたまらんわ!…毎度あり!!」
【それでも僕は人を信じ続ける ウォリ】
2009-12-08 01:55:00
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[206] By 名無し ID:
【ミニ小説】
~~ハチの謎その5~~
親がいた
正確には親であった物があった
肉の塊、骨の残骸、血の染みた土
よく見ると刀の切り傷がある
冒険者によってやられたのであろう
血の染みた土を触って見る
塊が砕け、手に血が付く
血がまだ乾いてないのを見るとつい最近の出来事の様だ
子犬の置かれた状況を把握し、親代わりになる事を決め、生きる為の知恵を教えた
しかしすぐに別れの時は来た
おじいさんの寿命が来たのだ
子犬は成長し、立派な『狼』になっていた
子犬と見間違えるほどの可愛らしさは消え凛々しい顔と堂々とした身体付きをしている
だがどこか不安気にしている
おじいさんが弱っているからだ
おじいさんは子犬だった狼を見て撫でた
狼はそれに甘える
最初に出会った頃と同じ様に
おじいさんは最後に魔法を唱えた
この子がどんな冒険者が来ようと生きる為の力を授けた
発動の光が終わる頃、狼が吠えた
おじいさんは動かない
いつまでもいつまでも狼は吠え続けた
もう1人の親への感謝の気持ちを込めて…
2009-12-08 01:35:00
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[205] By 名無し ID:
【ミニ小説】
~~ハチの謎その4~~
ウォリ「……え?」
ビショ「終わり…?」
じいさん「…少し休憩じゃ」
ウォリ「おお…そういえばじいさんどっから来たんだ?」
じいさん「生まれはオールドラプト、育ったのはバスカルザガ区じゃ」
ウォリ「お!俺もバスカルザガ区だぜ!ザガ区のどこに住んでいたんだ?!」
じいさん「…今はない」
ウォリ「…え」
じいさん「続きを話すぞ」
目を閉じてどれくらいの時間が経っただろうか
急に足元に違和感が走った
重い目蓋を開けて視界に入ったのは小さな子犬だった
子犬が足を舐めていたのだ
おじいさんは子犬を見るなり微笑み撫でた
子犬はそれに甘えた
おじいさんは起き上がり親がいないか確認した
周りを見渡しても見当たらない
どこか餌を取りに行っているのだろうか?
子犬がただ迷子になっただけなのだろうか?
そう考えていると視線の先に子犬がいた
こちらを見ている
おじいさんは少し追った
すると子犬も少し進んだ
一定の距離を開けおじいさんが進む度に子犬も進んで行く
足に疲れが出た頃歩がとまった
2009-12-08 01:12:00
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[204] By 名無し ID:
【ミニ小説】
~~ハチの謎その3~~
ウォリ「漏らしたのは置いておいて早くハチの話を聞かせろよ」
ビショ「ファイタ下品」
じいさん「全く冗談が通じんのぅ、通じんすぎてこんなにも年を取ってしまったわい」
ウォリ「最初からだろ」
じいさん「仕方ないのぅ、じゃあ話をするぞ」
昔昔あるところに
おじいさんがいました
おじいさんは身寄りが無く1人ぼっち
ただ宛も無く未開の地をさ迷い続けていました
…最後に自分が休む場所を探して
どれだけ歩いただろうか
悲しみの眠る町を出て霊峰を抜け荒野を突き進んだ先にその場所はあった
荒野の奥とは思えぬほど土地は自然に恵まれていた
おじいさんは決めた
ここが自分の眠る場所
おじいさんは更に奥へと進んだ
そして海が見える場所へと着いた
朝日が綺麗だ
自分が若かりし頃、旅立ちの日に見た朝日
あの日の思い出と共に眠る
最後のプレゼントを貰えた気がした
もう十分だ
さぁ、眠ろう…
2009-12-08 00:49:00
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[203] By 名無し ID:
【ミニ小説】
~~ハチの謎その2~~
ウォリ「どういう事だじいさん」
どういう事だじいさんと聞かれたじいさん「そこのレンジャ君の言う通りエピソードがあるんじゃよ」
ウォリ「(うぜぇ)…詳しく聞かせてくれないか?」
じいさん「いいじゃろう、あれは昨日の事じゃ。」
ビショ「昨日?!」
じいさん「寝てたら夜中に起きてしまってトイレに行ったんじゃ」
ウォリ「それで…?」
じいさん「トイレに無事に着き用事を済ませ、また二度寝したら事件が起きたんじゃ」
ウォリ「………」
ビショ「ちょっと…怖いじゃない…」
じいさん「布団に水溜まりが出来てたんじゃー!!」
ウォリ&ビショ「キエエエエエエ━━!!」
2009-12-08 00:37:00
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[202] By 名無し ID:
【ミニ小説】
~~ハチの謎その1~~
ビショ「テルミラ様、未熟な私に貴方様の力をお貸しください!生命復活魔法…リザレクト!」
ウォリ「…うっ…ジラーゾン…」
ビショ「スカージ!スカージⅡ!!」
ウォリ「ギャアアアアアア!!」
~3分後~
ビショ「り~ざ~れ~く~と~」
ウォリ「テルミラ様とビショ様に感謝!」
ビショ「よろしい」
ウォリ「ハチよりビショのが怖いぜ」
ビショ「スカー
ウォリ「ごめんなさい」
レンジャ「冗談はさておき強いなこの犬」
ウォリ「確かに。普通の犬じゃないな」
ビショ「ええ、喋る犬を見るのはお父さん以来だわ」
ウォリ「…?」
レンジャ「人知れずエピソードがあるのかもな」
通りすがりのじいさん「その通りじゃ」
ウォリ&ビショ&レンジャ&じいさん「誰だあんた!」
ウォリ「じじぃ」
じいさん「すまんすまん」
2009-12-08 00:22:00
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