[204] By 名無し ID:
【ミニ小説】
~~ハチの謎その3~~
ウォリ「漏らしたのは置いておいて早くハチの話を聞かせろよ」
ビショ「ファイタ下品」
じいさん「全く冗談が通じんのぅ、通じんすぎてこんなにも年を取ってしまったわい」
ウォリ「最初からだろ」
じいさん「仕方ないのぅ、じゃあ話をするぞ」
昔昔あるところに
おじいさんがいました
おじいさんは身寄りが無く1人ぼっち
ただ宛も無く未開の地をさ迷い続けていました
…最後に自分が休む場所を探して
どれだけ歩いただろうか
悲しみの眠る町を出て霊峰を抜け荒野を突き進んだ先にその場所はあった
荒野の奥とは思えぬほど土地は自然に恵まれていた
おじいさんは決めた
ここが自分の眠る場所
おじいさんは更に奥へと進んだ
そして海が見える場所へと着いた
朝日が綺麗だ
自分が若かりし頃、旅立ちの日に見た朝日
あの日の思い出と共に眠る
最後のプレゼントを貰えた気がした
もう十分だ
さぁ、眠ろう…
2009-12-08 00:49:00
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