スレッド:エターナルパロディ
[205] By 名無し ID:
【ミニ小説】
~~ハチの謎その4~~
ウォリ「……え?」
ビショ「終わり…?」
じいさん「…少し休憩じゃ」
ウォリ「おお…そういえばじいさんどっから来たんだ?」
じいさん「生まれはオールドラプト、育ったのはバスカルザガ区じゃ」
ウォリ「お!俺もバスカルザガ区だぜ!ザガ区のどこに住んでいたんだ?!」
じいさん「…今はない」
ウォリ「…え」
じいさん「続きを話すぞ」
目を閉じてどれくらいの時間が経っただろうか
急に足元に違和感が走った
重い目蓋を開けて視界に入ったのは小さな子犬だった
子犬が足を舐めていたのだ
おじいさんは子犬を見るなり微笑み撫でた
子犬はそれに甘えた
おじいさんは起き上がり親がいないか確認した
周りを見渡しても見当たらない
どこか餌を取りに行っているのだろうか?
子犬がただ迷子になっただけなのだろうか?
そう考えていると視線の先に子犬がいた
こちらを見ている
おじいさんは少し追った
すると子犬も少し進んだ
一定の距離を開けおじいさんが進む度に子犬も進んで行く
足に疲れが出た頃歩がとまった
2009-12-08 01:12:00
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