[81] By 単なる内容あるほど早いで~す ID:
>>80から
キッド「アンタが魔法と思うなら、それは魔法さ。綺麗だろ?ラプトまで行って取って来たんだ。
エレノア「ふふっ、それはご苦労様でした。この花は平地に咲く花、高地には生えていません。草原とか…そう、この街とか。
花束を手に取ると、エレノアは顔を近付けて匂いを嗅ぐ。
エレノア「ん~、でも、良い香り…
キッド「ちぇっ、バレバレか。…でもよ。
キッドは恥ずかしそうに目を逸らし、
キッド「やっぱ、そんな風に笑ってた方がアンタらしいぜ。
エレノア「……。
それを聞いた途端、彼女の顔から笑顔が消えた。
キッド「(あっちゃ~、失敗した。)
エレノア「綺麗なお花、ありがとうございました。それでは予定がありますので、これで失礼致します。
普段の無表情に戻った彼女は、そそくさと立ち上がりキッドに背を向ける。
>>82へ
2009-11-07 14:42:00
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