[82] By 単なる内容あるほど早いで~す ID:
>>81から
キッド「な、なぁ。
そのまま立ち去ろうとする彼女の背に、キッドは慌てて声をかける。
キッド「ちゃんと、飯、喰ってるのか?
エレノア「もちろんで『グゥゥゥ~ッ』。
…………。
不意に鳴いたエレノアの腹の虫に、お互い顔を見合わせて言葉を失う。
キッド「……
エレノア「………
キッド「ふっ、
エレノア「……ぷっ。
キッド「はははは。何だ、やっぱり腹すいてるんじゃねぇか。
エレノア「きっ、きっ、聞かなかった事にして下さいっ!
キッド「よし、何か食いに行くか!
エレノア「えっ!?
キッドは彼女の体を前に横抱きにして、そのまま手すりに足をかける。
エレノア「ちょっと、ここ二階ですよっ!?
キッド「任せなっ!それっ!!
エレノア「キャァァァッ!!
頭を抑えた彼女の手から、バラけた花束が風を受けて舞い上り、二人は宙を飛んだ。
>>83お願いします~
2009-11-07 15:13:00
[返信] [編集] [報告]