総合雑談掲示板


[84]  エターナルストーリー 2nd Season 


[返信] [検索] [最古] [最新]



前のページ | 次のページ

[58] By たぁっでしたってんねんけど? ID:
>>57から
先ほどの場所から、新種ドレイク遭遇地点から反対方向へ進んで少し後。彼らは自分達の判断が正しかった事を知った。
ティール「この…臭気は……!
ビル「何だ、この感じは。モンスターの気質とは全く違う…
それは、ビルでさえ感じた事もないような特殊な気配だった。通常、生き物は大小あれど常にオウラを放っている。それがモンスターでも同様、強いモンスターともなればそれはさらに強い。しかし、この感じはオウラの圧力ではない。むしろ圧力が無いような…こちらのオウラが吸い込まれるような、そんな感じだった。
ビル「近いぞ、用心しろよ。
ティール「あれは……
ビル「ムッ?
ティールの視線を辿ると、空に小さな点が見えた。
ザルド「鳥…か?いや、違う?
ビル「奴か!?
キッド達の方を見ると、宙に目をやり硬直しているのが見える。
ビル「間違いないようだな。
キッド「あ、アイツだ……
キッドの脳裏に、目の前で炸裂した炎、そして生き別れた仲間の姿が浮かんだ。みるみるうちにその姿は大きくなり、やがてはっきりとその姿を認識出来るまでになる。あたりに硫黄の臭いが満ちる。
ビル「まさか、気付いているのか、既に…?
呟くビルの背筋を、冷たい汗が流れ落ちて行った。
>>59
2009-11-04 03:07:00
[返信] [編集] [報告]



前のページ | 次のページ