[44] By たぁっでしたってんねんけど? ID:
>>43から
カノッサ「まさか、そんな事が…!
キッドの話にショックを受けたのか、神官はカップを取り落としそうになる。それは神学校に通うアンジにも初耳の話だった。
アンジ「キッド、それって…!
キッド「バスカルの事で俺に知らない事はないさ。で、どうなんだ?
ジタ「怪しい一団…う~む、わからないな。
そう言って首を捻った。
キッド「そうか……
ジタ「しかし…もしかしてあれは?
カノッサ「はい、無関係ではないかも知れません。
二人して頷き合う。
キッド「何か知ってるのか?
ジタ「君達に言っても仕方ない事なんだが…まぁ、酒の肴に語ってやるか。
戦士は身を起こすと、傍らから水袋を取り出して一口飲んだ。
ジタ「ぷはっ、やっぱりラプトのワインは旨いぜ。…ラプトが墜ちたのは知ってるか?
アンジ「ラプトが!?
ジタ「ラプトを襲った亡者ども、それらがどこから来たと思う?
ユミィ「どこって…怪物は人の抜け殻。亡者がどんなものかは知らないけど、同じじゃないの?
頷きつつ、三人を見回して話を続ける。
ジタ「ま、そうなんだが、ラプトが壊滅したのは、化け物に襲われたからじゃない。
アンジ「……?どういう事?
嫌な予感がする。冷たい風が通り過ぎ、炎を激しく揺らした。
>>45へ
2009-11-03 00:09:00
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