[219] By 名無し ID:
【ﾐﾆ小説】
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～～ｺﾞﾌﾞﾘﾝのｽｷﾙ 説教～～
ｺﾞﾌﾞﾘﾝ｢あんたらな､さっきから気にいらんけどさ｡｣
ｳｫﾘ｢お?｣
ｺﾞﾌﾞﾘﾝ｢ワシが餌に釣られたとか言ってたやろ｡あれな､釣られたんじゃなくて釣られてやったんや｡人間で遊ぶ為にな｣
ﾚﾝｼﾞｬ｢ﾋｯｼについて来たじゃねぇか｣
ｺﾞﾌﾞﾘﾝ｢話は最後まで聞かんとあかんよ?近頃は人間がﾓﾝｽﾀｰを遊ぶんじゃなくてﾓﾝｽﾀｰが人間を遊ぶのが流行ってんのや｡以前は知っての通り鬼ごっことかくれんぼを2で割った後に足した遊びが流行ってたな｣
ｳｫﾘ｢知らねぇしどういう遊びだよ｣
ｺﾞﾌﾞﾘﾝ｢だが時代は流れとるんや｡今はﾓﾝｽﾀｰが人間を遊ぶ時代なんや｡あんたら見たところ旅人みたいなんやけどさ｡旅の目的ってあるん?｣
ﾋﾞｼｮ｢それはー
ｺﾞﾌﾞﾘﾝ｢聞いとらんわ｡さっきも言ったけど話は最後まで聞きいや｡全く近頃の若い娘は…｡色気だけ立派で頭が悪いわ｣
ﾋﾞｼｮ｢ｳｫﾘ｣
ｳｫﾘ｢はい｣
ﾋﾞｼｮ｢やれ｣
ｳｫﾘ｢…はい｣
2009-12-15 22:09:00
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