スレッド:エターナルストーリー(仮)
[434] By オール ID:
>>433
辺りは闇
夜であるのは分かるが、いつなのかはわからない
ザッザッザッザ
足音が響くだけ
家々に光が無い、人の気配が無い
W「なんで誰もいないんだよ……(ユミィ…ジャン…セアリス…)」
W「どうして…どうしてなんだよ……」
W「俺…辛いよ…」
走る気力を失い、ただ立ち尽くし、ただ先の見えない闇を見つめる
…………………
ん?
何かが手に触れた
手に目をやる
しかし、そこには何もない
再び同じ感覚
W「これは──」
?「ウィーク!」
W「!」
突然の事だった為
反射的に短剣に手をかける
その声には聞き覚えがあった、いや、忘れる訳がない
辛い状況でいつも俺の近くにいて、助けてくれた
ヒールとかしてもらった
でも、こいつに何度か殺されかけた事もあったな(笑)
会えないと思ってた
会えないと
ウィーク「ユミィ」
ユミィ「ぁ……」
ユミィ「やっと見付けた…」
ユミィ「ど、どこ行ってたのよ!さがしたんだからね!」
W「あー、ちょっとお前に会いに──」
身体に衝撃
W「え?、ぁ、えーっと…」
そのあれだユミィが俺の身体に攻撃を……スマン、抱きついてきたんだよ!
Y「1週間…1週間ずっとよ…」
W「皆とは違うバインドに行ってたんだよ (1週間もあっちの世界に行ってたのか)」
W「あれ?他の皆は?」
Y「ちゃんといるわ…あの日バインドに帰ってきてた、ウィークを除いて」
W「なるほど…。で、あのーそろそろ離してもらっていいですか?ちょっと苦しい…」
Y「…ぁ」
ユミィは俺を突飛ばす様に離れる
Y「ちょっとウィーク!私に何する気よ!」
W「いやお前から来たんだろうが!(それに…)」
泣いてただろ
2007-09-28 23:03:00
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