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[84]  エターナルストーリー 2nd Season 


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[77] By 単なる内容あるほど早いで~す ID:
>>76から
ユミィ「やった♪安く済んじゃった♪
キッド「良くやった。おまえ見込みあるぞ。
ユミィ「えへへ~、そう?
アンジ「……もしかして、さっきのは全部お芝居?
盛り上がる二人をよそに、アンジだけは冷ややかな目で見ていた。
キッド「値切り交渉と言ってくれ。庶民の知恵だ。それはともかく……
キッドはユミィの腰にぶら下がっている物を指差す。
キッド「何で、またブロンズハンマーなんだおまえ?
ユミィ「う、ウルサいわね、ちょっと気に入っただけよ。
微かに頬を染め、彼女はそっぽを向く。
キッド「ま、別に良いけどさ。…お。
何かに気がついたらしいキッドは、道の脇に座り込んで何かやっている。
アンジ「あ!そう言えば、ナメクジ交換がまだだった。キッド、薬屋に…って、何やってるの?
キッド「ん…あぁ、ちょっと用事を思い出した、先行っててくれ。
アンジ「う…うん、良いけど…
何かを手にして、キッドはそのまま雑踏へ消えた。
アンジ「何なんだよぉ、いったい。
ユミィ「ほっときなさいよ。でもこれで、キッドの分も使い放題ね。
悪戯を思いついた子供のようにニヤリと笑い、彼女は足早に次へ向かう。
アンジ「あ、待ってよ!
意外に早い彼女の脚に、アンジは慌てて後を追った。
>>78
2009-11-07 07:55:00
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