[72] By 名無し+α ID:
>>71
ウィークはゆっくりと語り始めた
ウィーク「あの時みんなヒールに集中して目を閉じてただろ? でも、俺は『ヒール!! ヒール!!』って言いながらこっそりナメクジの液体を塗付けてた…」
ジャン「お前、どさくさに紛れてそんなことしてたのかよ!! あれ以来どうも生臭いと思ってたら…」
ウィーク「すまない!! 時効だと思って許してくれ!!」
ジャン「時効云々の前にやるなよ!! まぁ気持ちだけいただいといてやる。許すよ」
ウィーク「まぁ、お詫びとしてこれを貰ってくれ」
スッとカバンから何かを取出し、ジャンに渡した。
ジャン「ナメクジの体液かよ…」
ウィーク「いや、ジャイアントスラッグ」
瓶の中身がジャンを睨むように見た。
ジャン「ジャイアントスラッグかよ!! 逆に価値が高そうだよ!! ってか、どうやって入れたんだよ!!」
ジャンの突っ込みの嵐が炸裂した
ウィーク「いやな、こう手で持って…」
ジャン「いや、説明いいや…」
身振り手振りをするウィークをジャンが止め、ジャイアントスラッグをカバンに入れ、ウィークに向き直った。
ジャン「さて、そろそろ行くか」
ウィーク「そうだな。暗くなる前に西樹海入口まで行きたいし」
こうしてウィークたちは西樹海に向かうのであった
2007-07-19 22:08:00
[返信] [編集] [報告]