[354] By オール ID:
>>352
ﾋﾞﾙ「おい、行くぞ！」
ﾕﾐｨ「ハイ」
ｸﾞﾘﾃﾞｨｱﾅ樹海を颯爽と駆けるｳｨｰｸ一行
ｼﾞｬﾝにｳｨｰｸがこんなことを話しだした
ｳｨｰｸ
「俺、思ったんだけど、ｾｱﾘｽさんやられても、ﾊﾞｲﾝﾄﾞﾎﾟｲﾝﾄあるから大丈夫なんじゃないのか？待ってればいいじゃん、ﾊﾞｽｶﾙとかで」
ｼﾞｬﾝ「まぁそうだな。よっと」
倒れている木を飛び越すｼﾞｬﾝ
ｳｨｰｸ「これって俺達をおびき寄せる罠なんじゃないかな」
ｼﾞｬﾝ「むむ…可能性は高いな…」
先頭を走っていたﾋﾞﾙが話しに割り込む
ﾋﾞﾙ「ﾊﾞｲﾝﾄﾞ理論って知ってるよな？」
ｼﾞｬﾝ「ﾊﾞｲﾝﾄﾞが有る限り寿命以外で死なないんですよね？詳しく知りませんが」
ﾋﾞﾙ「そうだ、あんなもんが出来たおかげで兵士は戦場に行っても『死なないから別にいいや』なんて考え持ってる奴もいる訳だ」
空が暗い、雨が近いようだ
ﾋﾞﾙ「しかし、最近おかしな噂を聞く」
ｳｨｰｸ「?」
ﾋﾞﾙ「帰ってこないんだよ…ﾊﾞｲﾝﾄﾞから…」
ｳｨｰｸに寒気が襲う
ﾋﾞﾙ「詳しくは知らん、上の幹部が最近慌ただしいのはそのせいかもしれん」
ｼﾞｬﾝ「噂が本当なら怖いな…」
ﾋﾞﾙ「助ければいい話しだ。気を引き締めろよ」
J･W「はい」
雨が地面をうつ
樹海が好きな雨だ
だけど、今日の雨はどことなく嫌がっているようにもみえた…
2007-09-11 11:13:00
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