スレッド: エターナルストーリー 2nd Season
[83] By それは多いで~すやんという ID:
>>82から
ユミィ「ねぇねぇ、次あれ、あれ食べよ♪
アンジ「え~?まだ食べるの?
買い物もしてはいるが、屋台に寄る回数の方が明らかに多い。食べるのは、良いとしても、荷物を持たされて引っ張り回される身にもなって欲しい。
ユミィ「はい、これ、アンジの分。
アンジ「僕もうお腹いっぱいだよ~。
ユミィ「何言って…んん?
言いかけた言葉を飲み込み、彼女はアンジの背後を見つめている。
アンジ「どうしたの?
ユミィ「ちょっとこっち!
にわかに、彼女はアンジの腕を引っぱって屋台の裏に行こうとした。
アンジ「わっ、荷物が!
ユミィ「(静かにしてっ!!)
アンジ「(何なんだよぉ~)
急にひそひそ声になり、もの陰に隠れる。どう見ても怪しいと思うが…。
ユミィ「(ほら、あれ。)
彼女の指差す先を歩いて来るのは、一組の男女。
アンジ「(あれって…アンジ?隣にいるのは…エレノアさん!?何で!?)
ユミィ「(知らないわよ。でも、なんか良い雰囲気じゃない?)
アンジ「(う~ん、良く分からないけど…)
分からないが…デートに見えるのは間違いない。
アンジ「(一体、何を話してるんだろう?)
ユミィ「(手なんか繋いじゃって。よ~し、後をつけるわよ。)
アンジ「(ええっ!?)
アンジが止める間もなく、ユミィは尾行を開始した。
>>84へ
2009-11-07 20:04:00
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