スレッド:3の倍数と3のつくレス番だけアホになる
[16] By 愚者 ID:
とあるスポーツクラブで、補欠がいた
補欠はレギュラーになろうと努力した。きわめて激しい努力だ。なぜそれに耐えられたのか
彼はまずそのスポーツを愛していたし、またささやかでも名を成したいという野望もあったから
しかし、数年を経ても、その補欠がレギュラーになることはなかった
そのクラブには有能な人材が、その補欠よりもずっと有能な人材が揃っていたから。単純にね。
その中でも極めて有能な、天性の才のある人間がいた。
彼は他のメンバとは全く一線を画する存在だった。無論補欠の技量とは天と地の開きがあった
彼はとある大会で、非常に優れた活躍をした。大会全体を通じてのMVPにも選ばれた。
その後も目まぐるしい活躍もし、名声を欲しいままにした。
しかしその影で、全力を尽くしても補欠のまま何一つ名を成す事もなく引退していく人もいた
しかし天性の才を持った彼はある日スポーツとは関係のない所で不正を働き、才能を残したまま引退する事が決まった。
引退の際にインタビュアーが彼に訊いた。後悔していますか?と、
彼は答えて言った。
後悔はありません。
この答えは補欠にはあまりに辛辣に響いたと思うけど、どう?
誰でも自分の能力を自覚するべきだ。でないと。……見ている側が馬鹿馬鹿しい
2011-08-27 09:34:00
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