スレッド:スカウト装備のファイターって
[102] By ザルツブルク ID:
しばらくぶりなので2連続。
「キャハハハハハハ!やだ香奈子、それ、すっごいおもしろいよー!」
「ワハハハハハ、なんだよ、太田のやつ!たまってんじゃねーの?」
教師がひっしに制するのも聞かず、生徒達の弾けるような笑い声が教室を突き抜けて響きわたった。
「ムッシュ、ムッシュ。俺に充電しろ、俺に充電しろ。ムッシュ、ムッシュ。俺に充電しろ。俺に、充電しろ!?
ムッシュ。俺に充電しろ。俺に充電しろ!俺に充電しろ!
俺に、充電、しろぉ!俺に、俺に、充電しろー!
ムッシュ、ムッシュ、ムッシュ!ムッシュぅぅぅ!俺に充電しろおぉぉ!!
俺に充電しろ充電しろ充電しろ充電しろ充電しろ充でんしろじゅうでんしろじゅうでんしろじゅうでんしろじゅうでんしろじゅうでんしろじゅうでんしろじゅうでんしろじゅうでんしろじゅうでんしろ…」
生徒の笑い声が、徐々にたち消えていく。
教師は、まるで壊れたCDプレイヤーのように「おれにじゅうでんしろ」という単語を連発し続けていた。
笑っている生徒は、もう一人もいなかった。
今や誰の目にも、教師が人類最強なのは明らかだった。
俺は泣いた
2008-08-30 13:09:00
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