[169] By アルティ ID:
>>132つっちーstory
番組の収録が終わり、楽屋に戻るつっちー。椅子に座り、深く溜め息をつく。
｢私女の子なのに……、常に大食いキャラだもんなぁ。私もみんなみたいに普通に恋愛したいのになぁ。はぁ…もうこの生活やだ｣
彼女には恋愛をしたいという願望がある。天然キャラの大食いアイドルとしてお茶の間で受けた為、バラエティー番組などにも進出。そんなこんなの仕事ばかりで恋愛などしている暇など無いのだ。
しばらくくつろいでいると、楽屋のドアノブが音を立てる。
｢むっ、きたか｣
ドアが開き、中へ入って来たのは彼女の女マネージャーだ。
｢つっちーちゃぁん、おつかれ。頼まれてた苺牛乳買ってきたよ。あ、そうそう、バナナロールケーキ売り切れで無かったよ｣
｢マジか｣
｢つっちーちゃんがこの前のバラエティーで宣伝したからじゃない?なんか若者に人気で、ばか売れらしぃ｣
｢らしぃッスか｣
つっちーが番組内で宣伝した食品はよく売れる、その為スポンサーからの収入もあり、大食いアイドルとしては大変よく稼いでいる。マネージャーは腕時計を見て、｢んじゃ今日は帰ろうか｣と言った。2人は駐車場へ向かう。続
2010-12-20 21:46:00
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