[437] By フリキ ID:
番外編
【ラプト真夏の恐怖都市伝説】
フリキが旅立ってから約一週間、
FRENDE防具店では奇妙な事件が起きていた…
MAFIN「お姉ちゃんおはよ」
FRENDE「おはよう」
MAFIN「!」
MAFIN「また店先に置いてあったの!?」
FRENDE「そう。……もうこれで5日連続…何だか気持ち悪いわ…」
フリキが旅立った後FRENDE防具店では、
朝になると店先に誰のイタズラか【タバコ】と【ヘビの抜け殻】が
毎日毎日ちょこんと決まった場所に置かれているのだ…
MAFIN「最近はラプトでも、夜中にゴーラ兵の姿を見た人がいるって噂だし、気味悪いね」
FRENDE「でも…どうして店が営業してる昼間に来ないんだろ?」
MAFIN「う~ん…謎だよね、確かめるのもちょっと嫌だし。とりあえず、お礼にお金置いといたら?」
FRENDE「そうね、置いた人は昼間来れない事情があるのかも知れないし…そうしましょ」
寝る前に店先に買取り代金を置くFRENDE。
しかし、
お金に手を付けた形跡は一切なく
朝にはいつもの如く、【タバコ】と【ヘビの抜け殻】が置かれていた。
MAFIN「お金を要求してる訳じゃなさそうね」
FRENDE「そうね~…お金に代わるお礼の物って、何だろう…?」
MAFIN「試しに…食べ物なんてどうかな?」
FRENDE「どうなるかわからないけど…一応やるだけやってみよ」
その日の晩、FRENDE達は、
おにぎりと水牛の干し肉とラウロベリーでお弁当を作り、竹筒にお茶を入れ、お金の代わりに店先に置く…
次の日の朝
見事に弁当は消えていた。
そして【タバコ】や【ヘビの抜け殻】が置かれてあった場所には一通の手紙…
MAFIN「やっぱり食べ物だったのね」
FRENDE「そうね、また置いてあったら、お弁当作ってあげましょう」
MAFIN「でも、この手紙…なんて書いてあるか全くわからないね…」
粗末なパピルス紙の手紙に書かれたメッセージ…
サンドア文字ではないので一般の市民には理解不能なのだが、
メッセージには一言
ゾン文字でこう書かれていた…
「ダダー☆」と…
(´・ω・)ダダー☆
(つ▲と)
u―u
誰が彼に、どんな事を教えたのか…
未だに謎である…
2007-07-23 15:42:00
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[436] By ヴィッツ ID:
そば屋で一人笑いで肩を震わせ 顔をふせる僕・・ 部屋で読めば良かった
2007-07-23 14:20:00
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[435] By 名無し ID:
>>434
俺もしばらく下層ネタになると思ってたら、気持ち良いくらいの新章突入w
良い意味でフリキの裏切りじゃまいか?
ダダから旅立ちの間の出来事は個人個人が妄想して楽しんでくれと。
種はまいといたから個々に育ててくれみたいな
俺深読みしすぎかなw?
2007-07-23 13:35:00
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[434] By 7氏 ID:
うわぁ、マントに広告刺繍とは(笑)
にしても、昔は良く僕もラウロベリー食べようと話しかけてたなぁ……久しぶりまた行こっと♪
で、フレンドのダダ様はいずこへ?(笑)
2007-07-23 13:09:00
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[433] By OBLAAT ID:
今日から毎日ラウロベリーいただきます(≧▽≦)
2007-07-23 12:45:00
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[432] By 不吉なる存在 ID:
面白い・・・(´ω`)
やっぱりフリキさんは妄想の、ネ申だ!妄想新世界の神だ!
(´・ω・`)
スナンタウン頑張って下さい。くれぐれも、スナン入口一歩手前で挫折しないで下さい。
それと迷ってシュトルム、ガイスト、ゲシュペンスト等やらに『!』を出されないように気をつけてね。
2007-07-23 11:37:00
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[431] By オール ID:
ブワッ( ;ω;)イイハナシダナー…
2007-07-23 11:14:00
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[430] By 名無し ID:
>>429
見事!
フリキとオブさん、広告塔にされてるしw
2007-07-23 11:07:00
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[429] By フリキ ID:
【旅立ちの朝】
涼しげな空気が流れるラプトの朝、FRENDE防具店の前に立つ四人の男女。
MAFIN「いよいよ出発ね…」
こみ上げる気持ちを我慢し、オブさんとフリキを見つめるMAFIN
オブ「お嬢ちゃん達、俺じゃ役不足かもしれんが、フリキの事はしっかり守るから」
今までずっと伝えられなかった【想い】をフリキに伝えたいのだが、言葉にならない…
FRENDEは最高の笑顔を無理して作り、
FRENDE「頑張ってらっしゃい」
何かと鈍感なフリキはペコリとお辞儀
MAFIN「ボロボロだったあなた達のマント、繕っといたから…大事に使ってね。」
フリキ「MAFINさん、ありがとう」
フリキ「FRENDEさん…あの、あの…」
FRENDE「何?」
フリキ「あの…おにぎり!…とことんありがとう!」
ブワッ!と…
FRENDEの目から涙が溢れ出した
MAFIN「フリキのばか!ばかフリキ!!お姉ちゃん泣かせて!」
MAFINも涙で顔がくしゃくしゃだ。
MAFIN「みんな素通りしちゃう中で、フリキが食べてくれなきゃ…誰がラウロベリー食べてくれるのよ!」
フリキ「ま…MAFINさんゴメン、でも、俺…」
MAFIN「いいから、…お父さんの意志を継いで、立派な近衛戦士になれフリキ!!
そして…たまには…ラプトに帰ってくるんだぞ」
フリキ「うん、ありがとう」
FRENDE「フリキ…私信じてる。あなたがメノーアで立派な1000人騎士長になれる事…信じてるから、時間があったら手紙書いてね」
フリキ「うん!」
おにぎりとラウロベリーがとことん詰まった袋を背負い、
フリキと同行者オブさんの新しい旅が始まる…
目指す最終目的地はメノーア!
そして、まずはスナンタウン。
フリキの旅はまだ始まったばかりである…
■数日後スナンタウンでは、プラッツ雪原で涙と鼻水を垂らしながら迷いまくる奇妙なマントの二人組の目撃談が相次ぐ。
一人のマントには
「美容と健康に高原ラウロベリー☆」
もう一人のマントには
「タバコ高価買取ります【FRENDE防具店】」
と、刺繍されていたらしい…
ラプト~ジュラ編/完
2007-07-23 10:52:00
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[428] By 名無し ID:
>>427
魔法陣・結界系の技、いいねー
上級職、楽しみぃー
早く昇格クエスト受けたいょー
ちなみにオレは
ビショップ単願!!!
(^‐^)
2007-07-23 08:51:00
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