[57] By FEARLESS ID:
07.05.01.Lv:17
クルート高原
まぁ。メイジ君はあまりパーティに慣れていないので、パーティ用の立ち回りも未熟なのだろう。そもそもソロが楽なパーティの盾たるファイター、抜群の回復力を誇るクレリックに比べ、常にアタッカーとしての競合にスカウトがつきまとうメイジは玄人好みの扱いの難しいクラス。それを頑張ってプレイしているだけでも見上げたものじゃないか、と過去に少しだけメイジで遊んで挫折した身としてはそんなことを思い、満足出来なくなったのか上行くぞ! と言うメイジ君の後ろをぴたりと張り付くことに。いやいやさっきどこに行きますかって聞いた時にお任せしますて言いましたがな。いやいや、きっと気が変わったんだろう。そう言うことでひとつ。
こう言う時、MFFの組み合わせは難しいものだと思う。リーダーがメイジなのでどの敵を狙うかは彼が考えるとして、メイジが攻撃目標に選んだ相手を即座に察知しては挑発しなければならない。
しかしアレだ、何故先ほどからハンマーばかり振り回しているのだろう。まずはスロウかポイズンで釣って、詠唱を察知したファイターがメイジに敵の攻撃が向く前に挑発、敵意を引き付けるのが美しい「メイジリーダーによる狩り」のような気がするのだが……いやいやそこまで求めるのも酷だ。と思い直し。なんせ私も以前はパーティチャットすら知らなかったのだから。
「(このままハンマーしか振り回さないメイジになって他の方に地雷扱いされては不憫……)」と「メイジは戦闘中は魔法をお願いします」と伝える。無事魔法攻撃を開始してくれたので、多少乱発の気はあるもののここで「SP節約して下さい」と言っても逆に混乱させてしまうなぁ、とサジ加減に迷う。後輩の指導は先輩の務めだが、ここら辺定型文の悲しさを感じてしまった。私自身も他プレイヤーにどうこう言える域には居ないだけに――間違えてスネイクイーターを殴ってしまった。この辺り、私もまだまだなので――腰が引けてしまうのも原因の一つだろう。
一人のファイターとしてもパーティの盾としても、後輩を指導する先輩としても私はまだまだ未熟なのだな、と身につまされる思いになりながら、ただ彼の健やかな成長を願うのだった。
あ、先のファイターはしばらくしたら無言落ちしてしまいました。もうそこまでは担保し切れません。さすがに。
2007-05-01 04:09:00
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[56] By FEARLESS ID:
07.05.01.Lv:17
クルート高原
レベル差17と12。5も差があるのは先方のためにならないのでは……と思いつつも、久しぶりに会ったのだから、とパーティを組むことに。こちらから誘って組んだにも関わらず一度抜け、再度先方から誘われた時は不安になったが、見れば別のフレンドなのだろう、レベル19のファイターも居るので一安心。先方に経験値が入るかと言う懸念はあるものの、17と19のファイターが二人でしっかり固めればまずメイジにダメージが向くことはない。当然こちらも先輩が居ることから今日は伸び伸び遊べるなぁ、なんてうたた寝前に読みかけていた「BAMBOO BLADE」に手を伸ばしてみる。
クルート高原入り口で蛇狩り。こちらは既に蛇の大半が緑表示になっているが、今日の主賓たるメイジ君には格好の獲物になるだろう、と挑発。ディフェンダーを使うまでもなく、こちらがダメージを引き受けている内にスキル上げなり何なり遊んでくれれば良い。人のことが言えた義理ではないが、パーティ用の立ち回りを学ぶ良い機会にもなるのでは、と柄にもない先輩風を吹かせつつ「BAMBOO BLADE」のページをパラパラめくる。
……? ……さっきのファイターが居ない? 見れば実質戦闘をしているのは私とメイジ君だけで、もう一人のファイターはと言うとのんびり休憩中。いやいやお兄さん、弾幕薄いよ。何やってんの。後にこれはファイターの携帯がラグの多い機種だと言う説明を受け納得したのだが、次は自プロテクト連発。後にこれもヒールⅡのためのスキル上げと説明を受け納得したのだが、誤解とは言え二度も抱いた不信感は微妙に暗い影を落としつつあった。
……うーむ。やはり挑発用に少しはSPをとっておくべきでは。すっからかんになるまで戦闘そっちのけで自プロテクトとは如何なものか。あ、その蛇は先ほど私が挑発したので大丈夫ですよ。て言うか何でアクアとか使うんですか。「武器攻撃と魔法で波状攻撃」とか言い出すのでは無かろうかいやまさかそんな。等々。
一方、ハンマーを振り回すメイジ君。
「メイジ君、戦闘中は魔法をお願いします」
「スキルが上がりません」
いやいやそう言う問題では。
2007-05-01 03:48:00
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[55] By FEARLESS ID:
07.05.01.Lv:17
クルート高原
真夜中に目が覚め、喉の渇きを感じてはリビングへ。オレンジブロッサムを最初に考えた人はえらいなぁ。なんて思いながらログイン。
ゴブリン沸き場に。何だって私はこんなとこに……? と記憶を辿り、そう言えばフレンドのメイジと一緒にゴブリン狩りをして遊んでいたことを思い出した。
いや恥ずかしい。「頭防具!」と言われた時は思わず何もなかったことにしてログアウトしたくなったものだが――そう言えばあのメイジは無事髪飾りを買うお金を集められたろうか――慣れとは恐いもので案外普通にプレイしている自分がいる。AGIが下がるので休憩中は頭防具と胴防具を外すことにしているが、それもまた「一仕事終えてやったんだぜ!」と工事現場なんかに居るガチムチ兄貴気分に浸れて楽しい。ちょうど色黒だし。
そう言う時に限って目の前にゴブリンが沸いたりするのだが。「ちょ、ちょ待てよ!」と慌てて胴防具をつけながら剣を振り回す様は想像してみるとカッコ悪い。やはり二枚目にはなれないキャラなんだろうか私は。
やはりファイターはVITと防御力がないとね、と、目下のところバンディットからドロップされる山賊シリーズは装備する気がしない――その癖武器は長剣だしクローリングブーツは何となく勿体ない気がして売っていないが――ので、山賊シリーズとゴブリンアクスは高値で売れる品としてしか見ておらず、この日も「オラ早く落とさんかい! お前らには低レベル時代に借りがあるけぇの!」とバンディットとゴブリンばかりを狙って狩りをしていた時のことである。
>こんばんは
>パーティ
>組みませんか?
ピンク通信(なんかこう書くと風俗情報誌にしか見えません)で呼び掛けが。懐かしい。確か彼はリフェールで野次馬をしていた時に迷子になっていたメイジ君じゃないか。出口も分からずバインドポイントを行ったり来たりしていた時に入り口まで送って行ったのが縁でフレンドになったのだが――リフェール全裸軍団から逃げたのも今では良い思い出――パーティを組むのは初めて。出会った頃は私より少しレベルが低かったが、あれから無事レベル上げに勤んでいるだろうか。
同じエリアに居たこともあり、即合流。
2007-05-01 03:29:00
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[54] By ID:
ヘルム買ったんですね。絵的には全然美しくないですが、防御力は惹かれますよね。
イベントといえばクリスマスの赤ローブは楽しかったです。あんなイベントやって欲しいなぁ。
2007-04-29 19:17:00
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[53] By FEARLESS ID:
読み返したらえらく奥歯にものが挟まったような書き方をしてますが、
要は「レベルと所持金の関係からアイアンブレストを飛ばしてアイアンプレートを買うために金稼ぎに行った東グリディアナ樹海でガルムに遭遇して逃げて、結局稼いだお金でアイアンヘルム買いました」ってことです。
うーん。中身が薄い。
2007-04-29 04:56:00
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[52] By FEARLESS ID:
07.04.29.Lv:16
東グリディアナ樹海
勝負は、一瞬で決まった。有りのまま今起こったことを話せば、「私はガルムを前に戦闘体勢に入ったと思ったら、一目散に逃げていた」。
催眠香だとか超スプリントだとかそんなチャチなものでは断じてない。もっと高度な戦術によるものだったと説明すると、まずこちらの攻撃はダメージ一桁。
次にこちらが受けるダメージについてだが――考えてみればこのゲームの戦闘はオートバトルと言う性質上、「如何にして読み通りにことを運ぶか」に尽きるのだろう。今回の更新からは特に――こちらの非ディフェンダー状態(盾非発動)でのダメージが27。
ところがこちらのヒールの回復量は一回につきくしくも同じ27。薬は持っておらず、ディレイの関係上安全にヒールを発動させられるチャンスは詠唱・待機時間を含め敵の攻撃2~3発に一度しか巡ってこない。
つまり、このまま戦えば確実に「ジリ貧状態が長引いたのちにSP切れになる」と踏み、ディフェンダーを維持しつつSPが残っている内に撤退が吉、となったのだった。せめて鉾たるメイジが居れば。いや今更だが。
ガルムの牙をせなで受け、思い返すは知り合いのとあるバーテンダーの言。
「大人の喧嘩はですね、勝つ算段を整えた側が勝つべくして勝つものなんですよ」
あぁ、全くその通りです。無事に帰ったらまた美味いジンバックが飲みたいものです――。
無事クルート高原に退避し一服。危ないところだったが休憩後はクルートで狩りを続けることに。
さてドロップもそこそこ溜まったし、レベルもいつの間にか18になった。そろそろラプトで売り捌いてアイテム欄に空きを作っておこうとラプトの防具屋に向かうことに。
……またも恐ろしいことに、気付いた。
落ち着いて考えてみようか。仮にブロンズプレートを新しい銅防具に換えたところで、防御力上昇は「新しい防具の防御力-ブロンズプレートの防御力」にしかならない。
しかし昨日の更新を経た今、新たなる伸びしろがすぐ手の届く位置にあるではないか。防御力が一気に8も上がり、なおかつVITも上昇する素敵な防具が。
「……」
FEARLESS、有り金をはたきアイアンヘルムを購入。泣かない。いや泣いても分からないから存分に泣こうか。
……かっちょ悪ゥ。
2007-04-29 04:48:00
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[51] By FEARLESS ID:
07.04.29.Lv:16
東グリディアナ樹海
「がるるるる!(意訳:ワシに用かって聞いとるんじゃワレェェ)」
「うぁああぁあぁああ!!(AA略)」
以前ちらと見たことがあるネームドモンスター。北欧神話にその名を連ねる猟犬、ガルムであった。右手に携帯左手に煙草を持ったまま怯んだこちらの隙を衝いたガルムの初弾、ダメージにして27。
ザルティスなら一度勝ったことがあったが、ガルムとの戦いは初めてである。相手の手の内は闇の中。遠くプラッツ雪原には範囲攻撃を使う犬のモンスターが居るとは聴いているが、ガルムに関してはその話は――いずれにせよ一対一だから懸念する必要もなかったのが――聴いたことはない。
スキル上げも兼ねていたゴブリンアクスを慌ててアイアンソードに持ち換える。手の延長のように馴染む長剣の柄に震えを託し、ディフェンダーの構えを取り覚悟は決まった。
「良かろう、死ぬには良い日だ! どっちがこの樹海最強の雄か、白黒はっきり着けてくれる!」
嫌ならやめても良いんだぜ?! 樹海の中心で雄と叫び、ここに超雄対決成る。
2007-04-29 04:25:00
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[50] By FEARLESS ID:
07.04.29.Lv:16
東グリディアナ樹海
恐ろしいことに、気付いた。
現在、レベルは16も佳境、一回や二回バインドポイントに送られたところでビクともしない位置に経験値はなっている。銅防具はブロンズプレートにして、所持金は約2500B。
「これさ、アイアンブレスト買うより一段飛ばしてアイアンプレート買った方が効率良くないか?」
ラプト入り当時、防具屋で物欲しそうに見上げたアイアンプレートは確かレベル17から装備可能、値段は6000Bほどだった。つまり、約4000Bのアイアンブレストを買ってからプレート用に資金を集めるよりは、いっそ手持ちをプレートに持ち越した方が4000B無駄にせずに済むと言う考えだ。もちろんブロンズプレートとアイアンブレストでも十分に性能差があるので資金集めも楽になる。悪い買い物ではないが、ただでさえ店売り高騰のエバンの地。余計な出費は控えるべきだろう。
となれば腹は決まった。一路東グリディアナ樹海に向かい、格下のゴブリンファイター相手にジェノサイド実行である。
ゴブリンには二種類いる!! 逃げる賢い奴と向かってくる馬鹿だ!! ホントグリディアナは地獄だぜヒューハハハ!! 自分でも若干引くほどの汚らしい口調で次々とゴブリンファイターを狩る。中には既に名前表示が緑になり無害化したものも居たがそんなものは関係ない。如何に早く狩るか効率良く狩るか。フレンドも皆オフラインなのでパーティを組むこともなく、一心不乱に狩りを続けるのだった。
遠目から見れば無様でしかない8キー連打。ここに東グリディアナは地獄と化したのである。次々と辻斬りに遭うモンスター、雄叫びを挙げ「兜置かんかい兜ォォーッッ!!」と猛進する鬼畜金髪色黒戦士。弱きをなぶり強きに媚びる、果たしてこれが仮にもFEARLESSと名乗るファイターの行いとして良いものかはさておき、ゴブリンヘルムが三つほど集まった頃だった。
木陰にちらと映っては消えた足早い影。名前は確認できなかったが、恐らくは野犬の類だろう。既にストレイドッグの殆んどは名前表示が緑になっていたので積極的に狩りはしなかったものの、野犬の牙も資金の足しにはなるかと挑発。狩られに来い。ほら、嫌ならやめても良いんだぜ?!
「がるるるる(意訳:なんじゃ、ワシになんぞ用か)」
……この犬、黒くね? って言うか、名前、赤くね?
2007-04-29 04:14:00
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[49] By FEARLESS ID:
>>47
町にモンスターがオッスオッスと大挙して来るイベントとかあったら楽しそうですよね。
メノーアとかが実装されてからになりそうですけど。
あ、でもラプトもオールドラプトと隣接してるんだから、ゾンビ軍団とかこれば面白いかも知れません。
ウエストエンドみたいに(ワカる方が居ると嬉しいなぁ)
>>48
ちょっと無愛想なくらいの子って可愛いらしいじゃないですか、おいたが過ぎるのも考えものですが(笑)。
2007-04-28 17:53:00
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[48] By (´∀`) ID:
水銀燈に真紅…主はツンツンしてる子が好きかw
2007-04-28 15:27:00
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