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【ミニ小説】>>229 ~~時は流れ~~ ウォリとビショとの別れから数ヶ月が経った レンジャは周りが騒がしくなろうとも決して戦いに参加しようとはしなかった レンジャ「…あいつ等どうしてるかな」 市民A「おい聞いたか?」 市民B「ああ、また犠牲者が出たんだってな」 レンジャ「……」 市民A「今度の犠牲者は2人だそうだ」 市民B「しかも元は冒険者だった兵士と衛生兵だろ?可哀想にねぇ」 レンジャ「! あんた達!その話を詳しく聞かせてくれ!」 市民A「いっ、いいけどちょっと落ち着きな…!苦しい…」 レンジャ「すっすまない…」 市民A「ふぅ…続けるよ。この災害の元凶を軍が見つけたんだ。そして軍の一団がそこに攻撃を仕掛けたのさ。だが元凶のモンスターは強かった。あのビル中尉ですら手も足も出なかったってほどだよ。そしてある兵士が壊滅になるのを悟ったのか自分以外の兵を逃がしたんだ。自分を犠牲にしてね…」
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